COLUMN コラム

【美容師の健康保険・年金について】

2019.10.04    |    BEAUTY

こんにちは!!
OL型美容師派遣のWEB担当です☆彡

10月に入り涼しくなると思いきや・・・・( ;∀;)
10月というのに、まだまだ30℃近い気温で暑い日が続きますね・・・(>_<)
衣替えのタイミングもまだまだ難しいですね💦

早く涼しくなってほしいと願いつつこれから楽しみなのが紅葉ですね♪♪
私は毎年、京都の高台寺や清水寺、嵐山に紅葉を観に行きます♪♪
今年はどこに行こうかまだ迷い中です・・・(*^-^*)

今回のテーマは保険について

美容師を目指している学生さん、転職を考えている美容師さん・・・
皆さんはどういうサロンで働きたいと考えますか??

都会で若年層に人気の最先端サロン・地元の小規模だけど地域密着型で落ち着きのあるサロン・全国展開する大型チェーンのサロンなど、選択肢はたくさんありますよね☺

サロンを選ぶ基準として社会保険が完備しているかどうかは大事なポイントですよね!!!

社会保険といってもなんだかよくわからない・・・という方も多いのではないでしょうか??

今回は美容師さんの健康保険・年金事情について詳しく書きたいと思います!(^^)!

■サロンの社会保険加入の状況■

社会保険が完備されている会社でも、健康保険に関してはいくつかの種類があり、会社によって導入している保険が違います。
中小企業の会社員が加入していることの多い「協会けんぽ」という社会保険に加入しているサロンも多いのですが、美容業界では、美容師専門の健康保険があります。
①「全日本理美容健康保険組合」
②「東京美容国民健康保険組合」
③「大阪府整容国民健康保険組合」
の3つ

①『全日本理美容健康保険組合(理美けんぽ)』とは

一般的な健康保険と同じで、個人が負担する保険料は給料から天引きされ、会社が保険料の半分を負担してくれます。
保険料は前年の収入によって変わるという点も同じです。
会社が理美けんぽ組合に属していることが加入する条件となります。

②『全日本理美容健康保険組合(理美けんぽ)』とは

美容国保は、給料によって保険料が変わるということがなく、一律の保険料金となります。加入の条件は、サロンが東京都内にあり、従業員は神奈川・千葉・埼玉・茨城・山梨の決められた区域に居住している人が対象となります。
関東圏の美容師に限られているのが理美けんぽとの違いです。

③『全日本理美容健康保険組合(理美けんぽ)』

大阪府下のサロンが対象となります。
兵庫・奈良・京都・和歌山・滋賀・三重のなかで、指定された地域に居住する人が加入することができます。
この組合は、サロンが組合に加入しなくても個人で健康保険に加入することができるという特徴があります。

①・②・③は健康保険となります。
年金に関しては国民年金に自身でしなければなりません。

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■『国民健康保険』と『国民年金保険』■

『国民健康保険』

社会保険(健康保険)とは、一般的に企業に勤めている方が勤務先を通じて加入する健康保険のことを指します。
一方の自営業者の方や社会保険を完備していない会社でお勤めの方は、国民健康保険に加入するのが一般的です。

『国民年金保険』

老後や障害者になった場合に国から年金を受給できる保険制度のことです。
20歳~60歳未満の全国民が加入する最低限の保険制度で、働いているかどうかに関わらず保険料を必ず国に支払わなければなりません。

それに対して【厚生年金】は会社や組織で加入する年金制度です。
務めている美容室が加入している場合は、将来年金を受給される年齢になったときに「国民年金」に上乗せするという形で「厚生年金」も受け取ることができます。

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■社会保険とは■

会社で加入する主な社会保険は
『健康保険』
『厚生年金保険』
『雇用保険』
『労災保険』
『介護保険』の5つです。

『健康保険』

医療給付や手当金を支給して、人々の生活を安定させることを目的とした保険です。
日本では全員が加入している保険。
加入すると保険証が発行されます。
法人の企業に所属して働いている会社員の場合は社会保険に加入しています。
毎月保険料が必要になりますが、医療施設で受ける多くの治療を本来かかる費用の3割負担で受けることができます。

『厚生年金保険』

70歳未満の、企業で働く人が加入する公的年金制度です。
給与を元に算出された金額の半分を雇用主が負担して、残りの半分を従業員本人が負担します。
年をとって働けなくなったり、病気や怪我の際に一時的に働けなくなったり、年を重ねるごとに収入が減っていくリスクに備えることを目的とており、基礎年金である国民年金に上乗せして支給される年金です。

『雇用保険』

労働者が失業してしまったときに、再就職までの間給付金を受け取ることができる制度です。
育児や介護などの理由で休業しなくてはならない場合でも一定の要件のもと給付を受けることができます。

『労災保険』

仕事中や通勤中に事故・災害にあってけがをしたり病気になったり、亡くなったりしたときに保証を行い、被災した労働者やその家族を保護するために手当が給付される制度です。
仕事に関係ない病気や仕事以外の時の怪我・出産の際には健康保険の範囲、仕事に関係することなら労災保険の範囲になります。
費用の負担は全額事業主が請け負っており、年度ごとに算出して労働基準監督署に納付を行う仕組みです。

『介護保険』

何らかの事情で介護が必要になった際に、介護サービスが受けられる制度です。
元々は家族内で行っていた介護ですが、少子高齢化が進行したために2000年より開始されました。運動能力や認知能力の状態を考慮していくつかの段階に分け、該当する段階に見合った介護を受けることができます。

市区町村が3年ごとに制定する介護保険事業計画の予算の20%ほどを、被保険者全員が負担していますが、この保険料は40歳から64歳までの被保険者は加入している健康保険と一緒に徴収されます。

社会保険の加入・未加入の違いは何?

社会保険に入ることによって大きく違いが生まれてくるのが・・・・
【年金】です!!

「厚生年金」の保険料は支払っているが、「国民年金」の保険料は支払っていないと思っている方も多いのではないでしょうか??
実は、厚生年金に加入していれば、同時に国民年金に加入していることになっており、厚生年金の加入に対して支給される年金を「厚生年金」といい、国民年金の加入に対して支給される年金を「基礎年金」といいます。
よくいわれる「2階建て年金」というものです。

一方、国民年金保険に加入の方は国民年金だけに加入するから、支給される年金は「基礎年金」のみです。
「基礎年金」だけなので「1階建て年金」とよくよばれています。

「社会保険」は、「国民年金」の保険料と比べると高く感じるかもしれませんが、多少高くても「社会保険」に加入することで、将来年金としてもらえます。
社会保険に加入している企業で働いた場合の、メリットをわかりやすくまとめると・・・・

・出産手当金が受け取れる
・医療費や休業補償が受けられる
・年金の受給額が国民年金よりも多い

国民年金に加入の場合、出産手当金は0です。
社会保険に加入していると、産休の期間中1日につき
「標準報酬日額の3分の2に相当する額」が休業した日数分支給されます。
その他に産後休業終了後に始まる育児休業期間中、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。
社会保険に加入していると出産・育児ともに手厚い公的保障があるんです!!

また、 大けがをした時や長期入院した場合でも休業補償などの制度を利用することができる!!
年金の受給額が国民年金よりも多いなど、メリットがたくさんあります。

まとめ

OL型美容師派遣では一定の条件を満たしていれば社会保険に加入できます。
弊社の社会保険に加入して、活躍しているスタッフも多数在籍しています♪

転職、就職を考えている美容師さんはぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね(^^)/☆彡

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